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執筆者の写真Megumi Yoshizaki

スランプから抜け出す方法

こんにちは!

吉崎めぐみです。


実はここ1か月くらい、クラリネット演奏のスランプに陥っていました。

もうね、ぜんぜん吹けないの!!!

とても悲しかった。


やっと少し上向いてきたので、この間わたしが気をつけていたことをみなさんにも共有したいと思い書いています。

スランプぎみ、それからブランクさんにも参考になりそうです。

少しでもお役に立てればうれしいです。


【理由を探る】

まず、どうして吹けなくなったのか考えてみました。

確信は得られないまでも、自分の行動・思考を振り返ることはヒントになると思います。

わたしの場合は、現場に復帰するのが急すぎたため奏法に無理が生じてもそのまま合奏練習にのぞんでいたので、どんどん崩れていったのではないかと推測しました。


※この場合の現場とはオーケストラでの演奏のことです。2020年はまるまるお休みしていた状態から2021年4月にいきなり2つのオーケストラに復帰したこと。そこでお休みする前と同じレベルの演奏をしようとしてしまったこと。


【整えることに集中する】

わたしの場合は急にハードな演目で復帰したことによる無理が高じて奏法が崩れたと思われます。

何をやってもうまくいかない、音すら出ないときもありました。

症状があらわれたのは復帰から3~4週間経った頃で、約1か月続きました。

この間、気分は落ち込みまくるし本当に悩み苦しんでいました。

しかしこういう時こそ当たり前のことを丁寧に感じ取りながら練習しよう!と思いました。

取り組んだのはロングトーンです。


【ロングトーンの取り組み方】

ロングといってもはじめは4拍くらいです。というか拍は決めていません。

長く伸ばすことが目的ではないし、最初から身体に負担のある練習は逆効果だと思うからです。

とにかく健康的な奏法を身につけたかったので、アンブシュアやリード、息の使い方を感じとる練習を積みました。

とはいえ考えすぎるのも良くないことはわかっていました。

深く考えずクラリネットを持ち、自然に構えて普通に吹く。

これができるようになりたいのです。

そういうわけでアンブシュアは形にこだわるのではなくリードの振動をよく感じとれるポイントを探し、微調整してまた試すということを繰り返しました。


こういう時のリードは息に負けてしまうような柔らかすぎるものやボロすぎるものは使わず、ある程度の弾力とハリを持ったもので行います。(普段もそうですが)

柔らかいリードをコントロールして吹くことがこの時点では無理なので。


【本当にロングトーンだけでした】

楽器を出したらとにかくロングトーン。

毎回自分の状態をよくよく観察し、感じとりながら行いました。

合奏には参加するので曲を吹くのはそのときくらいで、個人で行う練習は整える目的のロングトーンだけでした。

復帰後1か月ほどで吹けなくなり、試行錯誤ののちだいぶ上向いてきたなと思えるようになるまで1か月かかりました。

やっと落ち着いてきたので、いままさにスランプに苦しんでいる方やブランク明けの方にも参考になるのではないかと思い書き記しています。


大切なのは、焦らないこと。


本当に落ちこむし、もうクラリネット吹けないのかも…なんて本気で思ってしまうくらいでした。

でもやっぱり大好きな音楽、クラリネットはやめられない!

その思いだけでコツコツ。


みなさんも、大丈夫だから

ゆっくり、ゆっくりいきましょうね。







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