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執筆者の写真Megumi Yoshizaki

クラリネット中古楽器のメリットとは

こんにちは!

吉崎めぐみです。


昨年の9月より吉崎クラリネット教室に通われている生徒さんが楽器を購入されました。

今までは学校の備品であるプラ管(樹脂製のクラリネット)を使っていたのですが、今年度も部活を続けるなら楽器の購入が必須とのことでご相談がありました。


今回ご購入されたのは、フランスの老舗メーカーであるビュッフェ・クランポンのE-13というモデルの中古品です。

E-13はクランポンのスチューデントモデルの代表的なものです。


私は、楽器購入に関しては新品でも中古でも慎重になってほしいと考えています。

生徒さんの状況に合わせて、その時点で最良のお買い物になるようにと思っています。

今回この中古品をお勧めした理由は

①お勧めの機種であること

②とても状態が良いこと

③ご予算内であること

④中古品なので「慣らし期間」がいらないこと


慣らし期間とは、新品の楽器を通常使用できるような状態まで約1カ月かけて少しずつ吹き込んで慣らしていくことを言います。

ここを省いてしまうと、管体の割れや鳴りむらにつながってしまいます。


もちろん日々のお手入れは入念に行ってほしいのですが、この「慣らし期間」がないことは大きなメリットであると言えます。


ただし、中古品というのは言うまでもなく1本1本の使用年数や使用状況が違うため本当によく吟味する必要があります。

様々な楽器店のホームページを小まめにチェックし、必ず試奏してから決めてくださいね。

今回お世話になったのは東京都杉並区(JR中央線 高円寺駅より徒歩10分)にある永江楽器さんです。


試奏室も完備、お店の方もみなさん丁寧に対応してくださり落ち着いてお買い物ができます。

この日は私がひとりで試奏に行き、これはオススメできる!と判断したのでその場で生徒さんのお母様に連絡を取って決定したという流れです。

もちろん生徒さんと一緒に試奏できればいちばん良いのですが、スケジュールが難しい場合はこのような形での選定もOKです。


無事に楽器本体が決まったので、急遽マウスピースとリガチャー(こちらは新品)も選定しました。

マウスピースは5RVと5RVライヤー合計5本の中から良いものがあったので選びました。

本数は少なめでしたが良い個体があったのでそちらを。

リガチャーはボナード(私が普段使っているものと同じ)から、ゴールド逆締めに良い個体があったので選びました。


はじめてのマイ楽器であり、生徒さんが試奏しなくてもおすすめできるものの場合は生徒さん不在でも選定いたします。

プラ管とは吹きごこちも音の深みも違うので、これからもより楽しくクラリネットを吹いてもらえたらうれしいです。


そろそろマイ楽器の購入を検討されている方、楽器選びのお手伝いもいたします。

お問い合わせはお気軽に!お待ちしています。






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