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執筆者の写真Megumi Yoshizaki

新しい楽譜を読むときに見る5つのポイント

更新日:2021年1月29日

こんにちは!

吉崎めぐみです。

今日は新しい楽譜を読み始める前の下ごしらえについて考えてみます。

エチュードでも曲でもほぼ同じです。

初見力をアップさせたいときもこれらのポイントを必ず押さえておくとよいでしょう。

ただなんとなく読みすすめるよりもはるかに読譜力が身につきます!

下ごしらえは大きく分けて5つあります。



・拍子を確認する

・テンポを確認する

・調号を確認する

・苦手そうなリズムをチェックする

・曲の中でいちばん音符が混みあっている箇所を確認する


ひとつずつ見ていきましょう!

 

①拍子を確認する

②テンポを確認する

この2つを見ることで大まかなノリがつかめます。

何もヒントが無い状況よりはずっと理解につながりやすいですね。


③調号を確認する

シャープ#とフラット♭は増えていく順番が決まっています。

♯ ファドソレラミシ

♭ シミラレソドファ

呪文のように唱えて覚えてしまいましょう。(♯の順を逆から読むと♭の順になります)

楽譜を読むのがグッとらくになりますよ!


④苦手そうなリズムをチェックする

休符が入り混じったり、シンコペーションが多発していたり、あらかじめ引っ掛かりそうなところを見ておきます。


⑤曲の中でいちばん音符が混みあっている箇所を確認する

これは木管楽器で特にそうかもしれませんが、パッと見て黒い!と思った箇所を先に細かく見ておきます。

練習を始める前に、小節の中で一拍にいくつ音符が入っているのかチェックするのは大事です。


 

これら5つのポイントを押さえてから譜読みを始めます。

よくあるのは、新しい曲をとりあえず頭から音符だけに注目して音を出し始める方法です。

このやり方ですと曲の性格をつかめないままなんとなく最後までいくか、途中でひっかかってしまいその箇所だけに注目してしまうことになり全体の景色を知らないまま練習時間だけが過ぎていってしまいます。

はじめに難所をピックアップしておけば、自分にとってどこがクリアするのに時間を要するかわかってくるので、限られた練習時間を有効に活用できますね(^_-)-☆


吉崎クラリネット教室では通常のクラリネットレッスンに加えて初見力アップのための講座も設けております。

楽団に所属していて初見合奏で毎回冷や汗をかいていたりと苦手意識を持たれている方にぜひ受講していただきたいです。

詳細はホームページのメニューから【レッスンについて】のページをご覧くださいね。

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