top of page
執筆者の写真Megumi Yoshizaki

リードミスしたくないけど出ちゃう…その原因と減らす練習方法

更新日:2020年11月22日

こんにちは!

吉崎めぐみです。


今日はクラリネットを吹いている人は避けて通れない、リードミスについて考えてみたいと思います。



【リードミスを限りなく減らす練習法とは】


そもそもリードミスとは何なのでしょうか。

この呼び方だとあたかもリード自体に原因があるように見えますが、実はリードミスとは言い換えると人間側のコントロールミスだと思うのです。


●リードミスとは意図しない高音(倍音)が出てしまうこと。


クラリネットは音域の広さが魅力のひとつですね。

各音域は、実はそれぞれ微妙に吹き方のコツが違うんです。

音域に合った吹き方をしなかったときに、リードミスしやすくなります。


人によるのですが、息を流し入れる角度や速さが少しずつ違うし、違っても良いんです。


そのコツをつかむには、やはり何度もやってみるしかないのが現実です。

少しでもつかみやすくなるように、練習法をひとつご紹介します。


●リードミスが格段に減る練習法

倍音練習といいますが、真ん中のドの指づかいのまま、息だけをコントロールして

ド〜ソ〜ミ〜ラの音が出せるように研究することです。


⬆️息だけをコントロールと書いてますが、厳密には息&下唇のリードへのテンションのかけ方です。


この練習の過程で、各音域による微妙な吹き方の違いを感じられるようになればリードミスは格段に減ります!

ぜひ試してみてくださいね。


【リードミスの原因】

そもそも、リードミスをしてしまう原因とはなんだと思いますか?

私はリードミスの原因は大きく分けて2つあると考えています。


●リードそのものが原因の場合

●吹き方が原因の場合


リードそのものが原因とは

「左右のバランスが悪いもの」

「抵抗感が無さすぎるもの」

「使い込みすぎて寿命を迎えたリード」


このような状態のものを使用した場合に、リードミスしやすいです。


吹き方が原因とは

「マウスピースを深くくわえすぎている」

「リードに対してキャパオーバー気味の息で吹き込んでいる」

「そもそもトーンホールがしっかりふさげていない」

などでしょうか。


【冬場は唇の乾燥も大敵です!】

秋から冬になって、空気の乾燥が急に激しくなってきました。

特に唇の乾燥は、皮むけやごわつきなどのお悩みが出てくる季節です。

美容の観点からではなく、クラリネットを吹く人にとってもこの唇の乾燥は大敵です。

ごわついた唇ですと、マウスピースやリードとの接点がしっくりいかなくて結果としてリードミスにつながってしまうことも。



当教室では体験レッスンを実施しています。

リードの選び方や倍音練習のやり方など。リードミスの原因を一緒に探りましょう。

お問い合わせお待ちしています!

閲覧数:65回0件のコメント

Kommentare


記事: Blog2 Post
bottom of page